お金を貯めるために、まず最優先で削るべき固定費2つ。

ビジネス

お金を貯めたいけど、貯まらない。給料は中々増えないし、休みの日にバイトをするにも疲れるし、楽にお金が貯まる方法がないかと考える人は多いと思います。

正直、給料を増やすのは会社次第なところもありますし、転職するにしても今よりも良いところに就職できるとは限らないですよね。

給料を増やすよりも、バイトを始めるよりも圧倒的に簡単で、効果があって、たくさんの人が見落としていることが、固定費を削ると言うことです。

そこで、この記事ではお金を貯めようと思った時に最優先で削るべき固定費と、その理由を説明しています。少し長いですが、かなり簡単で効果の高いことですので読んでください。

絶対に削るべき固定費2つ。

お金を貯めようと思っている人が最優先でするべきことは、

・格安SIMに変えること。
・不要な保険を解約すること。

この2つです。

もちろんバイトを始めたり、副業したりしてお金を稼ぐことも大事ですが、固定費にあたるこの2つをすることが、最も少ない労力で大きな効果を発揮するからです。

固定費削減の力を甘く見るな!

格安SIMに変えたって毎月数千円~1万円の節約にしかならないよ?

と思う人もいるかもしれません。固定費削減の力を甘くみてはいけません。

時間対効果の面で、『格安SIMへの変更』と、『アルバイトで稼ぐこと』どちらが効果的か見てみましょう。

格安SIMへの変更の労働は時給180万円!?

格安SIMへ変更の流れとしまして、MNP予約番号取得→窓口で受付 の流れで約1時間~2時間くらいの時間がかかりますので、格安SIMへの健康は2時間の労働とします。

この2時間の労力に対してどのくらい節約できるのでしょうか。

仮に20歳の人が、80歳の死ぬまで8000円/月額のキャリアを使い続けるとした場合、その総額は、5,760,000円になります。

それに対して、3000円/月額の格安SIMを80歳まで使いつづけた場合の総額は、2,160,000円になります。

その節約額はなんと360万円にもなります。仮に2時間で格安SIMに変更した場合、時給換算にすると、1時間あたり180万円稼げた計算になります。

それに対して、バイトの効果はというと頑張っても1時間あたり1200円というところでしょうか。

固定費を削減することは、毎月その額を稼ぐのと同義。

固定費を削減することがどれだけ効果的かわかっていただけたでしょうか。

固定費の削減はお金を稼ぐことと違って、お金が手に入る訳でなく目に見えにくいです。しかし、毎月5,000円の固定費を削減できれば、毎月5000円稼ぐのと同じ効果があります。

また、格安SIMの例えからわかる通り、最初に少し頑張るだけで持続的な効果をもたらしてくれます。固定費をだらだらとそのままにしていると、数年後には大きな金額になります。

できるだけ早く固定費を見直すことで大きな効果をもたらしてくれます。

出費の中で大きな割合を締めるものが、保険料金と通信料金になります。この固定費をまず削減するのがお金を貯めるために最優先でやるべきことなんです。

格安SIMへの変更の仕方。

格安SIMへの変更はかなり簡単なので、固定費を削減するためにも早く変更した方が良いです。

先に説明したように固定費は早く削減したほど効果がありますから、今すぐ格安SIMへ変えましょう。簡単にですが格安しむ変更の仕方を解説しておきます。

①MNP予約番号を発行する。(電話番号そのまま乗り換えのために必要な番号)

docomoの場合(電話での取得)
・151 または 0120-800-000へ電話。
・ガイダンスに従い4 → 2 へと進む。
・オペレーターへつなぎ予約番号が欲しい旨を伝える。

auの場合(電話での取得
・0077-75470へ電話する。
・ガイダンスが流れたら 3 → 2 へと進む。
・オペレーターへつなぎ予約番号が欲しい旨を伝える。

SoftBankの場合(電話での取得)
・5533 または 0800-100-5533へ電話する。
・ガイダンスが流れたら 2 → 1 → ♯ へと進む。
・オペレーターへつなぎ予約番号が欲しい旨を伝える。

電話では繋がりにくい場合もあるので、窓口で直接MNP予約番号を発行してもらった方が早い場合もあります。

MNP予約番号が発行されたらそれをもって、格安SIMの店舗へ本人確認書類と、クレジットカードをもって手続きをすれば完了です。

格安SIMのおすすめとしましては、楽天モバイル、mineoがおススメです。

WEBでも申し込みはできますが、SIMの郵送を待たなければならなかったり少し手間がかかります。そのような手間に億劫になり私も格安SIMへの変更がズルズル遅れいったかこがあります。

私自身、窓口で楽天モバイルに申し込んだのですが、なぜもっと早く窓口に来なかったのか後悔したほど簡単に変更できましので、MNP予約番号を持って窓口へ駆け込みましょう!


保険は人生の金食い虫トップ3!!

次に不要な保険の解約についてです。

結論から言うと、

配偶者や子供のいない単身者の場合は保険は一切不要です。
配偶者や子供のいる世帯主の場合、掛け捨ての生命保険のみでいいです。
車持ちの人は、対人対物(無制限)の自動車保険のみ入りましょう。車両保険は不要です。

保険の基本的な考えとして、自分自身では補償しきれないような額の賠償金の支払いをめいじられた時に、自己破産など人生のドロップアウトをしなくていいように保険をかけると言うものです。

このことを頭に入れ保険に加入すべきかどうか考えましょう。

①なぜ単身者は保険は不要なのか。

生命保険はその人が亡くなった時に払われる保険料で、その人が亡くなることで残された子供や配偶者などが困らないように残す遺産のようなもの。

配偶者も子供もいない単身者が入る必要はまずありません。その保険の目的をしっかり見極めることで、単身者は生命保険に入る必要がないことがわかると思います。

働いている人ならほぼみんな入っている最強の保険『国民健康保険』

では、なぜ医療保険が不要なのか。

それは、国民健康保険に入っているからです。

国民健康保険とは、国の医療保険制度で働いている人ならみんな加入している制度です。この国民健康保険のなかの制度で、『高額療養費制度』と『傷病手当金』という制度があるおかげで、民間の医療保険には入る必要がありません。

具体例を挙げて説明すると、

脳卒中になって約40日間入院することになった場合いくらかかると思いますか?

医療費は約300万円かかります。

しかし、①国民健康保険に加入している人であれば医療費は約3割負担になるので、実質支払い額は約100万円

また、②『高額療養費制度』があるので1ヶ月の医療負担額の上限である「8万円+α」を超えた金額は戻ってきます。

さらに、もし怪我で働けない場合も③『傷病手当金』によりお給料の3分の2に相当する金額が、最大1年6ヶ月間支給されます。

医療費が8万円+αに抑えられるうえに、お給料の3分の2も保障されているのに、これ以上民間の保険に入る必要があるでしょうか?

②配偶者、子供がいる場合は掛け捨て生命保険のみ。

配偶者や子供がいる人の場合、掛け捨ての生命保険に入るのがいいでしょう。

『掛け捨て』の生命保険なのでそこは間違いなく。貯蓄型の生命保険などありますが、貯蓄は貯蓄として蓄えるのがいいです。

貯蓄の目的として急な出費への対応と、株式投資などの運用などがメインです。急な出費にも対応しずらく、運用にも回せないようなものは貯蓄とは言わないと思います。

理由は、上で説明したように国民健康保険のなかの制度で、『高額療養費制度』と『傷病手当金』という制度があるので不要になります。

では、病気した時などに入っておけばいいと言われている医療保険はどうでしょうか。結論からいうと、医療保険にも入る必要はありません。

③自動車保険は、対人対物(無制限)補償のみ必要。車両保険は不要。

対人対物(無制限)の補償は加入必須です。理由は、もし交通事故で相手の人が亡くなったら約1-2億円の賠償を命じられることもあるようです。

この場合、自分の貯金などでの対応は不可能に近いので、保険によって対応できるようにして置かなければ、自分の生活が壊れてしまいますよね。

なので、対人対物(無制限)の補償には必ず入りましょう。

では、車両保険はどうでしょうか。

車両の補償は不要です。車両保険は自分の車の修理代金に使うものです。

相手との過失割合によって自分の負担額が決まります。修理に50万円が必要だとして過失割合が5:5だった場合、自身が50万円負担しなければいけません。

この 25万を補償してくれるのが車両保険になります。つまり、25万円貯金しておけば保険などいりません。 

「事故らなければ、安くなるし私は20年間事故ってないから〇〇円しか払ってないよ!」

と言う人もいるかもしれませんが、事故らないと言うことは、事故に対する予防ができていると言うこと。

予防ができているにも関わらず、無駄にお金を払っていると言うことになるので、さっさとお金を溜めて車両保険は払わないようにしましょう。

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