収納もでき、軽量で持ち運びもできる折りたたみチェアですが、デザイン性の高いものはあまりないように思います。
そこで、機能性とデザイン性を兼ね備えたそんな折りたたみができるチェアを7点選んでみました。
FOLDING CHAIR/カール・ハンセン&サン

1932年にデザインされ、1960年代に陽の目をみたチェア
1932年にモーヘンス・コッホにより教会に使用する椅子のコンペに出展するためにデザインされたチェア。
その後、1960年代にデザインが再評価から製品化されたことにより今や折りたたみチェアの定番となり世界中で愛されています。
折りたたみチェアの先駆けでありながら、既視感あるデザインはこのチェアが折りたたみチェアのスタンダードになっている証拠だと思います。

ディテールも素晴らしい。
ニーチェアX/新居 猛

「座り心地を落とさずに、とにかく安く、道具のように役に立ってこそ椅子」
「多くの人から愛されるカレーライスのような椅子作り」
ニーチェアXをデザインした新居 猛さんがこのチェアをデザインする上で目指したのがこの二つでした。
この信念の通りこのデザインと座り心地、機能性で¥33,000(税抜)と格安。
さらに、この価格帯の椅子だとメンテナンスのサポートはほぼありませんが、ニーチェアXは別。
ニーチェアXは交換用のカバー、交換用のネジまで販売されています。通常、フレームよりもカバーの方から消耗してしまいますが交換することでかなり長いこと使用することができます。
33,000円で一生モノのチェアを手に入れられかなりコスパ最強チェアになっています。
PORTOFINO/Paola Renti

イタリアの高級アウトドアブランド Paola Renti唯一のフォールディングチェア。
ベルギーの建築家ヴィンセント・ヴァンデュイセンによりデザインされました。
高級感と機能性を兼ね備え、パオラ・レンティの鮮やかなカラーのファブリックがアウトドア空間に花を添えてくれます。
SKIP/Calligaris

ウッドとアルミニウムがミックスされデザインされたチェア。
このデザイン性で約20,000円の価格も魅力。異素材の組み合わせのデザインは珍しい。
AVIVA chair/MAGIS


THE シンプル 35,000
シンプル中の美しさがこのチェアにはあるように思えます。
折りたたんだ時も美しく、その幅はたったの5cmになります。
HIROSHIMA フォールディングチェア/マルニ木工


マルニ木工の名作チェア「HIROSHIMA」のフォールディングチェア。深澤直人氏のデザイン。
日本メーカーらしい背もたれと、座面の局面の美しさです。
ポケットチェア/コンランショップ

折りたたんだ時の厚さは3cm
折りたたむとタバコの箱とほぼ同じサイズである3cmになります。
折りたたみチェアの究極をいく薄さを実現したチェアは価格も約1万円とリーズナブル。
リーズナブルなのも魅力的な折りたたみチェア
今回折りたたみチェアをまとめてみて感じたのがどのチェアもリーズナブルなこと。
折りたたむという機能がある分デザインの部分も制約があるがそれを感じさせないデザインのモノも多く、折りたたみチェアの面白さに気づきました。
来客の時も同じものを押入れから出してくればいいので、ダイニングチェアにもあえて折りたたみのモノを持ってくることもありかも。
この中にお気に入りの折りたたみチェアはありましたか?
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